爪を切る時に嫌がったら
慣れるまでが一苦労
息子が生まれてから「これは難しい!」と思ったのが爪のお手入れ。赤ちゃんの爪は小さくて薄いので少し力を入れたら割れてしまいそうな感じがしますよね。しかも赤ちゃんはよく動くので注意して手入れをしないと指を傷つけそうでいつも緊張しながらやっていました。
少し大きくなってくるとお手入れをするこちらも慣れてきて緊張感もそれほどなくなってくるものの、今度は子どもが嫌がって切らせてくれないこともしばしば。どうしたらすんなり爪を切らせてくれるのかといつも悩んでいました。
指遊びとあわせてみた
そこでまず試したのが切った爪を置く場所として新聞広告を使う方法。息子を後ろから抱っこするような形でいつも爪を切りますが、その時に車の写真やイラストなど息子が喜びそうなものが載っている新聞広告を手元に置いておくのです。
すると息子はその新聞広告に気をとられるので、その隙に爪をぱぱっと切るという作戦でした。これは予想よりはうまくいったのですが、広告に気をとられているのが短時間ですし、息子の興味を引きそうな広告がなかなか見つからない場合は使えないので数回で断念しました。
次に試したのは指遊びとあわせる方法。親指はお父さん、人差し指はお母さん、中指はお兄さん…と1本ずつ人に見立てて「きれいきれいしようねー」と言いながら爪を切ります。もともとパペットなどが好きだった息子にとっては楽しい遊びだと感じたようで、それから爪を切ることを嫌がらなくなりました。
楽しいものだというすりこみ
爪を切られるというのは子どもにとってはけして気持ちがいいものではないのでしょう、「爪を切るよ」と直接親が伝えてしまうとかえって嫌がったり怖がったりしますが、少し遊びを加えた形で誘導してあげるとすんなり切らせてくれることが多いようですね。
子どもの爪の伸びはとても早くて頻繁に切る機会がありますから、親子で楽しめる時間に変えられるよう工夫できるといいですね。