魔の2歳児・魔の3歳児
「魔の2歳児」とはよく聞く言葉。自我が芽生え始め、親からの提案がいちいちお気に召さない。
自分で!それはイヤ!これはイヤ!あれもイヤ!と。いわゆる第一次反抗期です。
1歳半過ぎ~2歳頃から始まると言われるイヤイヤ期、程度にかなり個人差がある様です。
本当に何でもかんでもイヤイヤと拒絶して泣き叫ぶだけの子(泣かせっぱなしにしておく訳にはいかなくて、あれやこれやと提案するも、火に油な結果になったり)。
あれもこれも自分でやりたくて、やらせてあげれば気が済んしまう子(子供が満足するまで我慢して根気強く待たなければいけません)。
イヤイヤ期と言われてもピンと来ないママさんに、一例を紹介致しましょう。
2歳児イヤイヤ大安売りの1日。
朝起きて着替えたくないと号泣。
朝ご飯が気に入らないと号泣。
買い物に行くよと声をかけたら号泣、お外行かない自転車乗らないヘルメット被らないと更に号泣。
外で遊んでいて帰らない帰りたくないもっと遊ぶで号泣。
帰宅すればしたでご飯食べない外で遊ぶと号泣。
お風呂入らないで号泣。
タイミング良く帰宅した夫に代わってもらい、風呂に入ったが号泣中。
イヤイヤお風呂イヤ!の泣き声しか聞こえてこない。
耳が疲れて倒れそう。
とまぁ、こんな具合かな。
これが毎日続く子もいれば、極まれにこんな風になる子もいたり、本当に様々です。
ママ業はうんざりの連続。
家で騒がれるのは諦められるとしても、外出先で癇癪を起こされるとたまりません。
小脇に抱えて逃げ出せる所でならまだしも、これが電車などの密閉された公共の場だったら、と考えるとぞっとします。
でも、ひとつ言えるのは「いつか必ず終わりが来る」という事。
ある日気付くとイヤイヤ言わなくなっています。
そんなものです。
あの怒濤の日々は何だったのかと、笑い話にできる日はすぐに訪れます。
魔の2歳児が過ぎると、魔の3歳児にアップグレードするんですけどね。
言葉を覚えて知恵も付き、なんだかんだと理屈をこね始めますよ。
明るく前向きな気持ちでお互いにがんばりましょう!