自然な卒乳をするには
卒乳のタイミングは個人差が大きい
うちの息子と娘は卒乳のタイミングがずいぶん違いました。息子は11ヶ月のある日、急にぷいっと横を向いておっぱいを飲むのを拒否。その後も拒否し続けて結局そのまま卒乳となりました。
2歳くらいまでは…と思っていた私としてはあまりに突然のことで混乱しましたが、卒乳するのに苦労した話をよく耳にしていたので「こんなに楽にできるならまあいいか」という感じでした。
対して娘は2歳を過ぎても卒乳する意思がまったくなし。2歳半ごろからは夜寝る前だけになったもののやはりなかなかやめられず、仕事をすでに再開していた私にとっては夜が熟睡できないことでかなり体力的にきついものがありました。
お話の主人公になる
とはいえおっぱいにからしを塗るといった強引な方法は取りたくなかったので、毎晩娘を寝かしつけながら架空のお話をすることにしました。主人公は娘で、おっぱいを卒業することでもっと楽しいことがたくさんできるよ!といったストーリーを語る作戦です。
娘は絵本の読み聞かせが大好きだったので寝る前に話を聞けること自体をとても喜んでいました。さらに自分自身が主人公なので話を聞きながらいろいろ想像しているようで、そのかわいい様子を見られるのも予想外のメリットでした。
この作戦を始めても卒乳できる気配はなくしばらく状況は変わりませんでしたが、1ヶ月くらい経つと「もうおしまいにする?」といった言葉を口にするようになり、やがて「今日はいい」と言う夜が増えてきて、3ヶ月めに入ろうとする頃に自然とやめることができました。
子どものペースに合わせる
卒乳のタイミングは2歳前後だそうですが、何より子ども自身がもうおっぱいはいらないと納得しないとなかなか卒乳とはならないというのが2人の子どもの卒乳体験で感じたことです。ママに負担がなく、そして自然に卒乳できるようにしたいなら、子どものペースに合わせて気持ちに寄り添う工夫をしてあげるといいのではないでしょうか。