誤飲を防ぐコツ
気づいたら…
「うちはまだ小さくて動く範囲も狭いから」と安心していたのですが、1歳前までの時期に息子が危うく誤飲してしまいそうになったことが二度ありました。
一つめはボタン。後で片付けようと机の上に置いていたボタンが何かの拍子で床に落ちてしまい、それを見つけた息子がハイハイで近寄って手に取り…何気なく息子の方をふと見た時に口元にボタンを持っていこうとしているのを見た瞬間は血の気が引きました。もう一つはパズルのピース。親戚の子どもたちが遊びに来てパズルをやっていた時に、そばにいた息子がピースを1つつかんで、けっこう深くかみ始めたのであわてて取り上げました。
しまう&サイズをチェック
とにかく小さめのサイズの物はきちんと片付けたり息子の手が届かないような場所に移動したりしていたのですが、それと同時に意識していたのが物のサイズをチェックすることです。
とても便利だったのがトイレットペーパーの芯。トイレットペーパーの芯は、食べたり飲んだりしてはいけないという判断がまだできない3歳くらいまでの子どもの喉とほぼ同じサイズで、これを通ってしまうものは基本的に固い材質のものでも子どもが飲み込んでしまえるのだとか。そこでおもちゃをもらった時などはトイレットペーパーの芯を使って大きさをチェックしました。
少しずつ慣れてきた
初めは気を遣いすぎて疲れていたのですが、だんだん要領が分かってくるとどこに物を置いておけば危なくないか、どれくらいのサイズが微妙に危険なのかということが何となく分かってくるようになり、余裕を持てるようになりました。誤飲を防ぐための方法はあくまでも家事をしている間などずっと子どもを見ていてやれない時に活用するもの。
子どもと一緒に遊んでいる時まで「この大きさは危ないから」と取り上げる必要はないということに気づいてからは気を張る場面も少しずつ減ってきたように思います。上手にメリハリをつけながら誤飲防止を意識するといいかもしれませんね。