公園ママ友のこと
公園ママ友のコミュニティーはOLのランチ友達みたい。
誰にでも開かれているようで、実は閉鎖的。
コレが公園デビューの日の感想。
初めてチビッコを連れて出向いた公園がハズレでした。
住宅街の一角の広ーい公園、真ん中にコンクリートのお山があって、ブランコ、滑り台、鉄棒、くるくる回る遊具、お砂場。
この砂場がママ達の集いの場になっていました。
四角い砂場の淵に7~10人くらいのママ達がズラっと腰をかけて砂遊びに興じる我が子を見守りながらおしゃべ満開、という状況。
外からコンニチハと声をかけても誰も応じず。
ママ仲間以外の親子が砂場に入り込む余地無し。
私の後から来たママさんから「この公園、今日は貸し切りなんですか?」と話しかけられたくらい。
貸し切りって言葉に思わず笑っちゃって、その日はその親子と一緒に遊びました。
後で振り返ってみれば、お砂場で円陣を組んでいたママさん達はいつも通りのスタイルで集まっていただけだったのでしょう。
そこへ新顔がいきなりひょいと入ろうとしたって無理な話。
私の方もコミュニケーション不足でした。
しかしその公園に未練のなかった私は、自宅からちょっと離れた場所にある広い公園に出かけました。
やはり住宅街の一角で、前の公園と立地条件は似たり寄ったり。
そこで出会ったママ達はとてもフレンドリーで、こちらの挨拶にも笑顔で応えてくれて、チビッコも先に遊んでいたお子さん達の輪に入れました。
比べてみると、先の公園があるのは古く落ち着いた雰囲気の住宅街。
親子3代に渡って住んでいたり、近隣のマンションに息子夫婦や娘夫婦が住んでいるなんていう話も珍しくない地域。
後の公園は新興住宅街の中にあって地元の繋がりは希薄、他所から来た人が多かったのが幸いだったのだと思います。
ここで出会った数人のママ達とは程よい距離感でお付き合いをさせてもらっています。
ママが居心地が良いと感じる公園を探し当てられると、良い人間関係に恵まれるのかもしれないな~と感じた次第。