子どもからの質問に上手に対応するコツ
何でも聞いてくる
3歳を過ぎた頃から娘がいろんなことに「なんで?」と聞いてくるようになりました。「なんでご飯食べるの?」「なんで雨が降っているの?」など、見たり聞いたりしたものについてすぐに質問してきます。
初めは丁寧に説明していた私もだんだん答えに困るようになり、料理中や掃除中などの忙しい時に質問されてイライラしたあまり「後でね」と答え、「もう!」と娘を泣かせたことも。好奇心旺盛な時期の娘の感性を大切にしてやりたいと思う反面、正直どう対応していいか分からないという悩みもありました。
子どもに考えさせる
周囲の先輩ママに相談したところ、「質問し返すといいよ」というアドバイスをもらいました。「これは何で○○なの?」と聞かれたら「どう思う?」と聞き返すという方法です。子ども自身に考えさせるというメリットと同時に親が返答に困ることも少なくなるというわけです。
なるほどと思い、聞いたその日に早速試してみました。娘から「何で車は速く走れるの?」と聞かれたので「どうしてだと思う?」と聞くと、娘は聞き返されたことに少し驚いていましたが自分なりにうーんと考えていました。結局「分からないや」と言いながら離れていったので、この方法がよかったのかどうかは分かりづらかったですね。
何か質問をしてくるたびに「何でだろう、どうしてかな?」と私が答えていると「分からないから聞いてるのに!」と怒ることもありましたが、「えーとね」と考えて自分なりの答えを見つけてそれに満足…というケースも少しずつ増えてきました。
やりとりを楽しむ
この方法で対応していて感じたのは、子どもは本当に質問の答えを知りたがっているという時ばかりではなく、単にママやパパと話したくて質問しているということ。私が家事などで忙しくしていて娘を一人で遊ばせている時に質問してくるパターンが多かったです。論理的に正しい答えを伝えるというよりも、子どもと交わす会話の一種だと思って楽しみたいですね。