道路に飛び出さないための対処法
周りが見えていない
息子が2~3歳の頃、散歩をしていると数回は車道に飛び出そうとする瞬間がありました。玄関を出てから手をつないで歩くように言い聞かせていても、外のいろんな刺激で私から言われたことをすっかり忘れて走り出してしまうのです。慌てて追いかけて車道に飛び出す寸前でつかまえるということもしばしば。幸い事故につながったことはありませんが、もし車が来ていたら…と考えただけでひやりとする場面は数え切れず、どうすれば走り出さないかいつも悩んでいました。
子どもをよく観察する
息子の行動をよく観察していると、何か気になる物を見つけてから走り出すまでに一瞬考える時間があることに気づきました。そこで走り出そうとする前に「待ってね!」と声をかけるようにしました。すると走り出そうとしながらもはっと私の方を見るので、そこで時間がかせげて追いつきやすくなりました。
また手をしっかりつないで歩くというのは基本なのですが、車道側に私が立ち息子は歩道の奥側を歩かせるようにしました。もし息子が何かを見つけて走り出しても、車道に飛び出す前に私が止めるのが比較的簡単になるからです。
一時期迷子ひもを使うことも考えましたが、ひもの長さの分だけ親子の間に距離があって何かあった時にすぐ対応できそうな感じではないですし、「これがあるから大丈夫」と変に安心して注意力が欠けてしまうことも心配だったので、結局一度も使わずじまいでした。
目配りをする
何らかのアイテムを使って安全性を確保することもそれなりの意味はあるでしょうが、日常生活で散歩したりお買い物をしたりするような場合にはまずはママやパパが子どもに対してきちんと目配りしてあげることが必要ですね。
また3歳くらいになれば言葉で言い聞かせるだけでもちゃんと理解してくれるので、なんでもかんでもダメとむやみに行動を制限するのではなく、「そこから外には出ないよ、分かるよね」などとまめに声がけするのがお勧めです。