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フリージングの勧め

今、世の中では冷凍庫を活用することが、家計の節約や、家事時間の短縮に繋がるということで、雑誌などでも度々「冷凍庫活用術」とか「賢いフリージング」とかいった感じの見出しで特集が組まれていることがあります。食材を冷凍するということは、それだけ便利で合理的な方法なのです。

離乳食作りにもよくフリージングが勧められています。作り置きしておいた離乳食を、食べる時に電子レンジで解凍し、与えるという手軽さから、これまで多くの人が利用してきたことと思います。我が家でも、子供が離乳食を食べていた時期は、冷凍庫の中には常に離乳食がありました。当時は、プラスチックの製氷皿がとても重宝していました。

潰した芋や、とろとろに煮ておいたニンジンなどを製氷皿で凍らせてキューブ状にし、タッパー容器などに移しておくのです。離乳食の初めの頃はちょっとしか食べないので、このキューブを一個だけ、とか二個だけ解凍し、食べさせるとちょうどよい量なのです。

野菜をたっぷり入れたおじやをキューブにしておくと、とても便利なのですが、毎回同じ味のおじやばかりでは飽きてしまうので、食材別に作っておいたキューブをその都度組み合わせて使うのがお勧めです。

また、市販のベビーフードも食べきれない場合が多いので、開封したら、その時に食べる分だけ取って、後は、冷凍しておくというのも我が家では定番でした。デミグラスソース味や、中華味など、家庭で作るには手間の掛かる味付けの離乳食も、市販品を利用すれば手軽に食べさせてあげることができます。いろんな味を味わわせてあげられるので、どれがわが子の好みの味なのか、試してみるのがとても面白かったことを覚えています。

子供が成長し、離乳食を卒業しても、フリージングは本当に便利です。例えば時間の無い朝ごはんの準備の時、前の日にあらかじめ茹でて刻んでおいた菜っ葉をお味噌汁の鍋に入れれば、あっという間に美味しい野菜のお味噌汁ができます。刻んだネギを冷凍庫に常備しておけばちょっとした風味付けにも手軽に使えます。他にも雑誌を見たり、ネットで検索したりすれば、様々なフリージングの活用法を知ることができます。

フリージングは決して食事作りの手抜き方法ではありません。むしろ、単調になりがちな食事を豊かで、美味しいものにしてくれる画期的な方法なのです。小さなお子さんがおられる家庭では、ぜひいろんな方法で冷凍庫を活用してみるとよいでしょう。

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