ネッククーラーの活用
子供達は、冬は暖かくすることで熟睡できますが、夏になると、ある程度、涼しくて寝苦しくないようにしてあげることが大切です。
とはいえ、一晩中、クーラーをガンガンかけて寝ると、冷えすぎて夏風邪を引いてしまいます。
「おやすみタイマー」とか「おやすみモード」といった、体に優しい機能のついたクーラーが多いので、それらを利用することも良いでしょう。
冷房費の節約にも繋がります。
ところが、私の友人に、夜は夏風邪予防のために冷房を使わないという人がいます。
いくらなんでも暑くて寝られないのではないかと言うと、彼女は、子供達にはネッククーラーを使用しているのだと教えてくれました。
そのネッククーラーは、日頃お世話になっている友人に、私がプレゼントしたもので、保育園児の兄弟が使えるように、男の子用の柄を2本セットにして渡したものでした。
私は、肌が弱く、水で濡らして使うタイプのネッククーラーでは中のジェルが染み出してくるのが嫌だったため、保冷剤を入れて使う綿100パーセントのネッククーラーを使っています。
そこで、彼女のお子さんにもそれと同じタイプをプレゼントしたのです。
でも、私自身はネッククーラーといえば、炎天下、野外で活動する時などに使うと便利なグッズだと思い込んでいたため、子供の就寝時に使うという彼女の話に驚いてしまいました。
「保冷剤が凍っているから、冷たすぎるんじゃない?」
と言うと、彼女は
「首に付ける時はタオルで巻いておくんだよ。」
と、教えてくれました。
さらに、体温でやんわり保冷剤が溶け、適温になった頃にタオルを外して気持ちよく寝られるようにしてあげるのだと言うのです。
首に巻きついたりしないのか、少々心配なので、お母さんが眠りに付く前にネッククーラーを外してあげるなどの配慮が必要かもしれませんが、冷房に頼らずに子供達を涼しく、心地よく、眠りに付かせてあげる友人のアイディアに感心してしまいました。
まさに、お母さんの愛情が為せる、ネッククーラー利用法の裏ワザです。