「ばか!」「嫌い!」と言われたら
ママにとってもショックな一言
3歳頃からでしょうか、会話でのコミュニケーションができはじめる時期になると息子は態度よりも言葉で自分の感情を伝えてくるようになりました。
特に私が自分の思うように動いてくれない時などは「ママのばか!」「ママは嫌い!」などと言う事が増えました。
初めてこう言われた時は私も驚いたと同時にとても悲しくなって、「何でそんなこと言うの?」と思わず叱ってしまったことも。
また一緒に遊んでいるお友だちに向かって「ばか!」「嫌い!」と言って泣かせることがしばしばあり、どうしてそんなことを言うのかなと悩ましい日々が続いていました。
子どもの気持ちになってみる
初めての子育てで余裕がなかった私は息子にそう言われるたびに叱り、さらに息子を泣かせるという悪循環を繰り返していました。
そんな様子を見ていた義母から「本当はママのこと大好きなのよ。甘えたいけどうまく表現できなくてすねているようなものよ」と言われ、大人げない対応をしていたなと反省。
そこで次に「嫌い!」と言われた時に「でもママは○○のこと大好きだけどなー」と答えてみたところ「えっ」と見つめ返してきました。
「でもぼくは嫌い」とさらに言ってきましたが「そうなんだ、でもママは好き」と言うと黙り込みながらも少し照れくさそうな表情に。
「だって○○かわいいもん」とさらに言うと「えー何でー」と言いながらも私の膝の上に乗ってきて、しばらく黙っていた後「ぼくもママが好き」と恥ずかしそうに言ってくれました。
気持ちの裏返し
もともと息子は甘えるのがあまり上手ではなく、自分の気持ちを伝えるのもなかなかできないタイプです。
そういう部分を親である私がきちんと汲んであげて対応しなければいけないということを痛感しました。
4歳になった今でも相変わらず「嫌い!」という時はありますが、「そうなんだー」と受け流したり「でもママは好き」と返したりして息子の言葉を否定しないよう心がけています。