夜泣きの上手な対応法
何度も夜に起きては泣く…
息子はあまり夜泣きがひどいほうではなかったのですが、ひどい時はとても激しいものでした。一晩で数回はぐずりながら起きてけっこう大きな声で泣くので、マンションの隣のお宅に迷惑がかからないか気が気でない上に、横になったままあやす方法ではまったく効果なし。
その都度立って抱っこして体をゆらゆらさせなければ満足してくれず、そういう夜は私もほとんど寝られないので翌日は集中力が欠けたりイライラしたりしていることがよくありました。
いい意味で諦める
ある日「夜泣きは子どもが眠たくなるほど疲れていないのが原因だ」という話を聞いたので、その次に息子が夜ぐずぐずと泣き始めた時にさっと起き出して一緒に遊んでみることにしました。抱っこしてリビングに連れて行っておもちゃで遊ばせようとしたものの、照明がまぶしかったようでかえって号泣するはめになりあえなく失敗。
そこで寝室に連れてもどりスタンドの照明だけをつけて、小さな声で歌を歌いながら抱っこしてみました。すると少し落ち着いてきたので布団の上に座って体を揺らしながら歌を歌ってみました。初めは座らないでという風に少しぐずっていましたが、やがて静かになり、15分くらいで寝息を立てて眠ってくれました。「これは時間がかかりそうだ、それなら眠るまでとことん付き合おう」といい意味で諦めたことがかえってよかったように思います。
「ながら」はやめる
ママ自身も日中いろいろ活動していて疲れているので、さらに夜泣きされると心身ともにつらいですよね。けれど中途半端な対応だと夜泣きの時間が長引いてさらに大変になります。考え事をしながらとか何か別のことをしながらではなく、その時だけは子どもと真正面から向き合って夜泣きへの対応に専念したほうが早く泣き止むことが多かったです。
「これも子どもとの大切な時間なんだ」と考えれば日中に一緒に遊ぶのと同じことだと思えてつらさも半減しますよ。