幼稚園のお昼ごはんは毎日お弁当
我が家のチビッコが通う幼稚園のお昼ごはんは毎日お弁当です。入園して驚いたのが、「手が汚れるからオニギリはイヤ」「温かいご飯じゃないからお弁当はイヤ」という子たちがいたこと。
手が汚れるからオニギリはイヤ、という子。ごはんに海苔を巻けばいいのかというとそうでもない。食べている途中で崩れてくると「ヤダーっ」となるそうです。だからといってお茶碗によそったご飯をこぼさずにキレイに食べるのかというとそんな事なナイから腹が立つのよ、とママさん。
オニギリの形をしていて手に持って食べる、というのがイヤなんでしょうね~。
しばらくの間、その子の毎日サンドイッチのお弁当でした。。ある日、仲良しの子に「どうしていつもパンなの?ごはんがキライなの?」と聞かれてからご飯のお弁当をリクエストするようになりました。それから、おままごとでみんなでオニギリを作ってパーティーをしたのが楽しかったらしく、「オニギリ食べたい!」と言い出したそうです。
温かいご飯じゃないからお弁当はイヤ、という子。「熱いものは熱いうちに」という主義のママさんで、食卓にはいつも出来たてアツアツを出すことを心がけているそうです。汁物や煮物などはぬるくなれば鍋にもどして温め直すくらい、ママも熱い料理が大好き。それが裏目にでちゃったわと嘆いていました。彼女自身がお弁当が好きではなくて、入園まで作らなかったそうです。
お弁当はご飯もおかずも冷たいから食べたくないとかたくなに食べようとせず、先生方もかなり手を焼いていたそうです。でも、だんだんと「食べないとお腹が空いて元気が出ない、悲しい気持ちになる」というのを理解してしぶしぶ食べ出し、今では毎回しっかり完食できるようになったそうです。
子育てって、思わぬところに想像もしていなかったような落とし穴があるものですよね。1年くらいかかったけど自分でハードルを乗り越えたクラスメイトの2人の子、素晴らしい。親の心配をよそに子供って、色んなことを経験して・学んで・気付いて・成長していくんですね~。