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75話 赤ちゃんが下がった!(40週2日目)

ナースセンターへ陣痛促進剤を打つように連絡して、15分が過ぎようとしていました。まだかなまだかなと思いながら待っていると、ようやく産婦人科の医師と助産師さん数名が来てくれました。

この間もなんとか歩こうとして、ベッドの周りを1周歩いた後、次の1周に取り掛かっているところでした。それくらい痛みで動けなかったのです。すでに1周目よりも痛みが激しくなっていたみたいで、2周目はほとんどベッドの上に頭をうずめて動けない状態で必死で痛みをこらえていました。

さて、陣痛促進剤を打つ前に、ブドウ糖注入を行う準備に入りました。ブドウ糖注入は妊婦の体力を付けるために全員に行うそうです。陣痛促進剤はそのブドウ糖液の中に入れるそうです。ヨメさんの左手の手首よりやや体寄りの箇所に注射針を入れ、点滴が始まりました。

その後、先生による赤ちゃんの位置の確認がありました。助産師さんも一緒に確認してくれたところ、「赤ちゃんさっきよりかなり下がってるわ。これなら促進剤なしで自力で赤ちゃん出てこれるわ」との嬉しい言葉がありました。

ヨメさんは相変わらず痛みで苦しんでいてそれどころではなかった様子ですが、僕は陣痛促進剤を打たなくてもよいならそれに越したことはないのでほっとしました。やはり先程から無理にでも頑張って歩いたのがかなり効いたのだと思います。

もっと早く歩いておけばと思ったのですが、まあ後からはなんとでも言えます。当時はそれどころではないほどの緊迫した状況だったのです。痛すぎて発狂しているかのごとくあんなヨメさんの苦しんでいる姿を見るのは初めてでした。しかし、ここからお産の本当の試練が待っているとはその時は僕もヨメさんも思っていなかったのです。さらに激しい痛みと苦しみが待っているのでした。

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