野菜を食べてくれるようになるコツ
野菜がとっても苦手
現在4歳の息子は今でこそ好き嫌いなく何でも食べてくれますが、2~3歳頃は好き嫌いが激しい子どもでした。
特に苦手なのが野菜で、その中でも葉物野菜はまったく食べないという徹底ぶり。
私がキッチンで料理をしていると興味を持ってのぞいたりはするものの、いざテーブルにキャベツや白菜などを使ったおかずが並ぶとよけて食べるので作るこちらとしてもがっかりする毎日。
どうしたら野菜を食べてくれるんだろうというのが悩みの種でした。
ヒントは離乳食
そこで葉物野菜だと見た目に分からなければ食べてくれるのでは?と思い、まず離乳食の時期によくやっていた方法として、ゆでたほうれん草をすりつぶしてご飯に混ぜてみました。
すると緑色のご飯というのにびっくりしたのか逆効果で、ご飯すら食べないという事態に。
次に白菜をすりつぶしてミンチ肉と混ぜつくねを作ってみたところ、肉団子と思ったらしくこちらは完食。
すりつぶしはけっこう手間がかかるので今度はみじん切りにして炒めてふりかけ状にみたところ、特に根元の部分がぱりぱりとした食感だったのが気に入ったらしく何とおかわり。
また、片栗粉を使ってとろみをつけやわらかく煮た方法では葉物野菜そのものの形が残っていても食べやすかったようです。
野菜そのものの味を楽しむ
こうした工夫を重ねているうちに少しずつですが葉物野菜に対する苦手意識が薄れてきたらしく、「あ、キャベツだ」「今日はほうれん草ないの?」など関心をもつことも増えてきました。
今ではサラダなどの生の状態でなければほとんど食べてくれます。
煮たり炒めたりする時は野菜そのものの味を楽しめるよう薄味にすること、固すぎずやわらかすぎない食感にすること、この2点がポイントです。
また初めからたくさん食べさせようと思わず、一口分の量から出した方がいいようです。
つまり離乳食の時と同じく食べれば少しだけ量を増やす、食べなければ減らしてみる、この量の調整の繰り返しで様子を見ながら進めるといいですよ。