幼い頃は家で家族と接することしかない幼児も、4、5歳になってくると、家での一人遊びよりも他の子どもたちと遊びたいと思うようになってきます。
もちろん、最初から同年代の友達といい関係が築けることは少ないのではないでしょうか?
最初はモノを取り合いしたり、叩き合いをしたり、一緒に遊びたいけれどもどのようにしてよいかが分からない状態になっているはずです。
そんな時、周りの大人から見ると困った状態に思えるのですが、こういう子ども同士のトラブルは、正常な社会性の発達の過程であり、痛い思いや、悲しい思いなどの体験をすることによって友達との関わり方を学んでいきます。
この状態の時に、自分の感情を押し通し続けたり、友達をぶったりするのをいつまでも止めなかったりすると、せっかく出来た友達にも避けられるようになっていきます。
友達が自分から離れていき、なぜそうなるのかを理解できないまま寂しい思いを体験することになります。
ここで一番重要なのが、相手のことを考えることの大切さを教えてあげることです。
もちろん、一朝一夕に理解させようというのは無理な話なので、じっくりと時間を掛けてお話してあげることが大切です。
また、難しいところなのですが、子ども同士ですとトラブルやけんかは付きものなので、多少は放っておくことも必要になってきます。
助けが必要だと思った時だけ助けてあげる、危険を伴う行動をした時だけ厳しく叱る、など、自分の要求が何でも通ることはないということをはっきりと教えてあげましょう。
もちろん、ほとんどのことは子供同士で解決していくでしょうから、過度に心配する必要はありません。